ロバート・ギブソン
セントルイス・カージナルス(1957〜1975)
不滅の大記録 1.12
1968年成績 34試合 22勝 9敗 1.12
パワナンバー:12500 51557 38007
不定期開催ぐうれじぇシリーズ*1、第2回の今回はサイ・ヤング賞を2度受賞したボブ・ギブソン投手です。再現年は1度目のサイ・ヤング賞受賞&防御率1.12を記録した1968年。
この年は序盤こそ無援護に苦しんだが、6月以降は全試合完投で15連勝を記録。最終的に22勝 9敗を挙げた。防御率は1.12とライブボール時代*2以降では歴代最高の成績*3。最優秀防御率、最多奪三振、シーズンMVP、サイ・ヤング賞を獲得する活躍でチームを牽引しリーグ連覇へ導いた。
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基礎能力
球速 154km/h:「SB Nation」の記事を参考に。豪速球なのは間違いないが95mphくらいが最速。95mphを超える時もあったみたいなのでやや甘めに96mph≒154km/h。メジャーリーガーの情報をあっちの人が検証しているので信憑性は高いハズ。VIVAネット社会。
コントロール B77:元々制球力は高くなかったがこの年のBB%は5.3%と非常に優秀。
Hスライダー・ドロップカーブ 5:メインの球種はHスライダー・ドロップカーブで確定。変化量は直球を際立たせたいこともありどちらも5で止めた。
ドロップカーブ 2:カウントを整える用。ドロップは変化の調整がしやすい球種とも言われ、変化球の種類が少ない時代は多用する投手が多かったとも。ギブソンがそういう使い方をしたかどうかは不明だが、あっても不思議ではないので3球種目として採用。これで3球種総変化量12。
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特殊能力
ノビA・重い球:残っている映像だけでも直球の質がいいことは窺える。正直今の時代でも通用しそう。この球が頭部付近に飛んでくるので打者は中々踏み込んで打ちに行くのは勇気が必要だったのではと思う。この頃ヘルメットの義務無いし*4。
尻上がり:34試合先発し完投28。完封に至ってはリーグ最多の13。
内角攻め:内角攻めをしやすいように他球団の選手とは話さない徹底振り。
*1:第1回はカール・ヤストレムスキー 続くかは知らん
*2:1920〜41年の打者の成績が飛躍的に向上した時代のこと
*3:以降では1985年のグッデンの1.53が最高
*4:1970年から着用義務。それまではポリカの耳当てがないものか帽子の下に衝撃吸収ライナーの選択式