てんかのパワプロ雑感

パワプロで選手投稿したりするブログ

ジェイミー・ロメク(SK'18)【パワプロ2022】

ジェームズ・ロバート・ロマック

アトランタ・ブレーブス(2003〜2006)-ピッツバーグ・パイレーツ(2007〜2009)-カンザスシティ・ロイヤルズ(2010〜2012)-セントルイス・カージナルス(2012〜2013)-ロサンゼルス・ドジャース(2014)-アリゾナダイヤモンドバックス(2015)-横浜DeNAベイスターズ(2016)-サンディエゴ・パドレス(2017)-SKワイバーンズ/SSGランダース(2017〜2021)

コリアンドリーム

2018年成績 141試合 .316 43本 107打点 10盗塁

f:id:tenka-pawa:20230521112141j:image
f:id:tenka-pawa:20230521112144j:image
f:id:tenka-pawa:20230521112147j:image

パワナンバー:12700 41535 55572

横浜にもいたロマック改めロメク選手です。日本では活躍出来なかったが韓国では大活躍をしたようで。

KBOではSKワイバーンズ/SSGランダースに入団し5年間プレー。通算成績は.273 155本 409打点。155本塁打は助っ人歴代3位の記録。背負っていた背番号27はチームの助っ人打者を象徴する番号として新助っ人らに引き継がれていく方針らしい。

…といった具合でKBOでは歴代でも有数の当たり助っ人になっている。NPB経験者が環境を変えて大成したというのは面白い話。しかしロメクの活躍によってKBO経由の助っ人の評価がガタ落ちしたのは皮肉な話かな。

  • 基礎能力

ミートD54:打率は3割を超えており、数字だけ見ると高水準。しかし打高のKBO*1ではこの打率で24位。NPBでは球界24位相当のミートはD中盤あたりなので特殊能力も加味した結果、D54に落ち着いた。

パワーB77:飛ぶボールだったとはいえパワーはそこそこあったかと。実際に唯一スタットキャストで見れるデータである最高打球速度では89と、メジャートップクラスの打球速度を記録していた。

  • 特殊能力

パワーヒッター:リーグ2位タイの43本塁打。また前年の途中加入助っ人としての本塁打記録更新も加味して。

プルヒッターインコースヒッター:本塁打インコースを引っ張ったものが多く、打球も全体的に左寄り。

三振:元々待球傾向なので三振は少なくない。NPBではK%=35.3%の扇風機っぷり。KBOでも初年度は27.9%と高かったが2018年からは改善し20%程度に。なので一旦外すことに。

しかしよく考えるとNPBでは主にゾーン内の高め・ゾーン外の低めに三振が多かった*2のでKBOのストライクゾーンに慣れただけじゃね?となったのでやっぱりつけることに。ゲームのストライクゾーンはNPB仕様なんで。

*1:2018年までの話。19年からはボールの変更などで緩和されている。

*2:特にゾーン内の高めはかなり苦手。30個の三振の内、およそ半数の14個がこのゾーン。

ウィル・スミス(LAD'22)【パワプロ2022】

ウィリアム・ディルズ・スミス

ロサンゼルス・ドジャース(2016〜)

現役屈指の打撃型捕手

2022年成績 137試合 .260 24本 87打点 1盗塁

f:id:tenka-pawa:20230520172614j:image
f:id:tenka-pawa:20230520172618j:image
f:id:tenka-pawa:20230520172621j:image

パワナンバー:12100 81585 31029

俳優だったりレンジャーズの投手だったり同姓同名が多いドジャースのウィル・スミス選手です。

レンジャースのウィル・スミスとは対戦歴もありその時はウィル・スミスの勝ちだったらしい*1

2年連続で20本塁打をクリアした強打の捕手。直近2年でこれをクリアしているのはロイヤルズのペレスとカージナルスのコントレラスくらい。

守備面でも目立った弱点は無く、MLBネットワークのポジション別ランキングではリアルミュートに次ぐ2位にランクインした。

  • 基礎能力

パワーB75:最高打球速度はメジャーで真ん中くらい。純粋なパワーで見るとそこまで高い方ではない。

肩力C68:球速的には83.6mphと肩はそんなに良くはない。

一塁・三塁適性:前年にそれぞれ1試合守っただけなのでオミット。正捕手の立場の選手にはあまりサプポジをつけたくないのもある。

  • 特殊能力

送球A:肩はそんなに強くはないが2塁ポップタイムは1.93sと早い部類に入ったりする。守備力を上げれば送球までが早くなると思うが、あんまり上げたくなかったので代わりに送球をアップ。

パワーヒッター強振多用:さっき打球速度は真ん中くらいと書いたけどそれは最高の話。平均で見ると上位30%くらいに入る。安定して強い打球を飛ばせるのでパワーヒッター&強振多用を採用。

カット打ち慎重打法選球眼:P/PA=4.11とかなり球数を稼げる打者。BB%は9.7%とちょっと良いくらいだが前後の年は平均12%くらいあるので選球眼はつけていいかなと。

走塁F:足自体は遅くはないがUBRは-4.0と悪め。

*1:捕手スミスが決勝3ランホームラン

ユリ・グリエル(HOU'21)【パワプロ2022】

ユリエスキ・グリエル・カスティー

ガジョス・デ・サンクティ・スピリトゥス(2001〜2013)-レオネス・デ・インダストリアレス(2013〜2016※)-ヒューストン・アストロズ(2016〜2022)-マイアミ・マーリンズ(2023〜)

※2014〜2015は横浜DeNAベイスターズへ派遣

キューバ出身2人目の首位打者

2021年成績 142試合 .319 15本 81打点 1盗塁

f:id:tenka-pawa:20230519213710j:image
f:id:tenka-pawa:20230519213714j:image
f:id:tenka-pawa:20230519213718j:image

パワナンバー:12400 71575 06843

アストロズのグリエル選手です。首位打者&ゴールドグラブ賞に輝いた2021年再現。

37歳を迎えるシーズンで首位打者獲得は素直にスゴイ。色々とお騒がせな印象もあるけど、実力は本物なんだろうなとつくづく思う。

  • 基礎能力

ミートA84:首位打者なのでガッツリ高め。

肩力E48:横浜時代は肩が強いイメージだが、MLBでのデータを見ると弱肩。ほとんど1Bでの出場とはいえMAX80.1mphなので高い数値はつけられないかなと。

  • 特殊能力

固め打ち:猛打賞17回。

粘り打ち:K%=11.2%と三振率は低め。

アウトコースヒッター:プルヒッターということでインコースが得意かと思いきや、バレルゾーンやハードヒットの打球はアウトコースを捉えたものが多い。

中村剛也(西武'23)【パワプロ2022】

中村剛也(なかむら たけや)

大阪桐蔭高-西武ライアンズ/埼玉西武ライオンズ(2001②〜)

不惑大砲

f:id:tenka-pawa:20230517213726j:image
f:id:tenka-pawa:20230517213647j:image
f:id:tenka-pawa:20230517213651j:image

パワナンバー:12400 01594 64687

本塁打だけでは飽き足らず、全盛期すらおかわりしかけている西武・中村選手です。

歴代3位、6度の本塁打王を獲得した大砲も近年は成績が下降気味。

しかし2023年は40歳を迎えるシーズンにも関わらずリーグトップの8本塁打、打率はリーグ2位の.321と奮闘中。このままのペースで打ち続けると40代での30本塁打、また門田博光以来の40代での本塁打王*1に輝く可能性もある。

ちなみに40代での30本塁打を達成すれば王貞治、門田、T・ローズ、山﨑武司に続き5人目となる。

チームとしては中心選手の源田がケガで離脱中、主砲も何処へ状態のため中村の復活は大きいと言える。

  • 基礎能力

成績は5月17日時点のもの。

ミートC69:打率.321と好調。対右打率等を考えるとB70以上あってもいいが、ミートBの中村ってどっちかというと中村紀洋っぽくなるのでギリギリC。

パワーA84:本塁打数リーグトップ。このままのペースで打ち続ければ、2019年以来の30本塁打が見えてくる。

  • 特殊能力

恐怖の満塁男:今年は満塁では打ってないが元々実績からついたようなものなので続投。

パワーヒッター:長打率はリーグトップの.575と全盛期並の数字。

プルヒッター:広角打法と入れ替え。今年は打球の約半分、本塁打の大半が左方向。そもそも去年の時点で右方向への本塁打はなかったりする。

チャンスF:得点圏打率.161。

対左投手G:対左打率.143。

 

*1:30代後半となると意外と多いが40代はホントにいない。山﨑武司が39歳で惜しかったくらい

ユーリー・ペレス(MIA'23)【パワプロ2022】

ユーリー・ラファエル・ペレス

マイアミ・マーリンズ(2019〜)

球団投手最年少デビュー

f:id:tenka-pawa:20230513190639j:image
f:id:tenka-pawa:20230513190642j:image
f:id:tenka-pawa:20230513190645j:image
f:id:tenka-pawa:20230513190653j:image

パワナンバー:12200 31543 55956

日本時間の今朝、メジャーデビューしたペレス投手です。20歳27日でのデビューは球団投手最年少。

2mを超える長身から放たれる角度のあるフォーシームとチェンジアップが武器の有望株。

今季はAA級ペンサコーラで開幕を迎えたが、マーリンズの先発陣が厳しいこともあり飛び級でメジャー昇格。昇格の通知は同郷のサンディ・アルカンタラというサプライズつき。「メジャーで投げる準備は出来ているか?」だってよ。かっこよすぎ。メジャーのこういうところマジで好き。

大先輩のエールを受けたペレスは日本時間13日のレッズ戦でメジャーデビュー。5回を投げきることは出来なかったが、4 2/3回 被安打4 2失点 7奪三振と堂々とした投球を見せた。

チームは一時リードを奪うもリリーフが打たれ逆転負け。次こそは勝利を。

  • 基礎能力

球速160km/h:デビュー戦の最速は99.1mph。元々100mphの触れ込みなので160まで上げました。

コントロールF38:直近2年のマイナーでのBB%は7.7〜8%と悪め。メジャーだともうちょっと苦しむかなということでF38。

スタミナC60:まだまだかなといった印象。特に4回以降球速が下がり気味。一応先発なので最低限Cはと思い60にしています。

ドロップカーブ4:投球の約2割を占めた球種。平均81.7mphで縦の変化が強いことが特徴。1番空振りを取れる球種だと思うので変化量は4まで上げています。

スライダー2:フォーシームに次いで約3割を占めた球種。空振りを取ったり引っ掛けたり、用途は多そうですがいかんせんコントロールができていないように感じます。

Hシンカー2:触れ込みでは100mphの直球に並ぶ武器である、92mphのチェンジアップ。ただデビュー戦では4球のみの使用。シュート方向への変化が強いと思ったのでHシンカーです。

  • 特殊能力

ノビB:フォーシームの質は良さそう。ただミラーのようにそれだけで抑えているわけでもないのでB。

奪三振:マイナーではK%が30%以上と三振を取れる投手。メジャーデビュー戦でも4 2/3回で7奪三振

緩急◯:フォーシームとカーブがいいなーと思ったので。

球速安定:3回くらいまでは97〜99mphを連発。

ナチュラルシュート:フォーシームはグニャってシュート方向に曲がっている。

対左打者E:マイナーから左には弱め、特にコントロールが悪くなり四球を出しやすい傾向。

一発:被本塁打はマイナーから多め。デビュー戦の2失点もソロ本塁打×2。

シュート回転:被本塁打2本はどちらもストレートを捉えられたものだったので甘く入ったのかなーと。

 

ケンリー・ジャンセン(BOS'23)【パワプロ2022】

ケンリー・ジェロニモ・ジャンセン

ロサンゼルス・ドジャース(2004〜2021)-アトランタ・ブレーブス(2022)-ボストン・レッドソックス(2023)

メジャー史上7人目の400セーブ

f:id:tenka-pawa:20230512182847j:image
f:id:tenka-pawa:20230512182850j:image
f:id:tenka-pawa:20230512182853j:image
f:id:tenka-pawa:20230512182855j:image

パワナンバー:12500 01553 23709

先日メジャー史上7人目の通算400セーブを達成したジャンセン投手です。

通算400セーブって気の遠くなるような話だけどこの上にまだ6人もいんの?はぇー。

日本だと250セーブが高い壁なのに…。メジャーではクローザーはセーブシチュエーションでしか登板しない*1ので、壊れにくいとかあるんですかね。

  • 基礎能力

球速160km/h:今季最速は99mph≒159km/h。実は35歳にして球速が昨季より速くなっている。なのでしれっと自己最速の160km/h出してもおかしくないので160km/hにしました。

コントロールC68:BB%で見ると近年はあまりコントロールは良くない。ただ今季は6.3%とやや良いのでCに。

スタミナE47:クローザーとして普通くらいのスタミナ。

カッター7:投球の約8割を占める球種。平均球速が95mphとかなり速いので、オリ変で球速を上げた。あと重さも上げた。

Vスライダー4:空振り率が42.9%と持ち球の中で1番空振りを取れる球種。縦の変化が大きく、映像でもかなり落ちてるように感じたので縦のスライダーにしました。なによりクローザーには落ちる球が似合う。

  • 特殊能力

対左投手C:対左右打率=.143/.292と今季は左に強い。まぁシーズン途中で登板数も少ないし、毎年左に強い訳でもないのでCでいいかな。

ケガしにくさB回復B:こういった通算記録はなにより壊れないことが大事。

キレ◯奪三振:K%は35.4%とかなり優秀。

威圧感:400セーブ投手につけなくてどうする。

ナチュラルシュート:シンカーの再現(のつもり)。ツーシームも考えたが、普通のフォーシームを投げないのでナチュラルシュートを採用。なんしかフォーシームを投げさせたくないんよ。

フライボールピッチャー:GB/FBが今季0.40、通算でも0.72とフライボール寄り。

変化球中心:今季はカッターとスライダーが投球の9割を占める。

最初はふざけて捕手時代を作ろうとしたけど、面倒極まりなくて諦めました。

*1:その証拠にクローザーはホールドが少ない。昨年までジャンセンは5年連続0。

トレバー・ステファン(CLE'22)【パワプロ2022】

トレバー・R・ステファン

ニューヨーク・ヤンキース(2017〜2020)-クリーブランド・インディアンス/ガーディアンズ(2021〜)

8回のガーディアン

2022年成績 66試合 6勝 5敗 3S 19H 2.69

f:id:tenka-pawa:20230511190336j:image
f:id:tenka-pawa:20230511190340j:image
f:id:tenka-pawa:20230511190344j:image
f:id:tenka-pawa:20230511190348j:image

パワナンバー:12700 71553 03734

ガーディアンズ8回の男、ステファン投手です。

2020年のルール5ドラフトでヤンキースから移籍。2021年は主にビハインド要因として43試合に登板。防御率も4.41と良いとは言えず。

2022年はチームトップの18ホールドを記録。守護神クラッセに繋ぐ8回の男に成長、防御率も2.69と改善した。

なんかルール5ドラフトで指名されて活躍している選手っていいよね。NPBの現役ドラフトも同じ感じになってほしい。

  • 基礎能力

球速160km/h:2022年の最速は100mph。

コントロールC67:BB%は6.7%と平均よりやや優秀といったところ。特殊能力でいろいろとコントロールが下がるものをつけたので若干甘め。

スタミナE42:基本1イニングのリリーバー。

SFF5:投球割合27%。被打率.151と1番の武器と言える球種。2021→22で投球割合が8%→27%に急増。

スライダー4:投球割合25%。被打率.217と中々。SFFには投球割合・被打率共に劣るので変化量は4。

  • 特殊能力

ナチュラルシュート:ストレートはシュート成分が強い。

奪三振:K%=30.7%と高め。

逃げ球:HR/9=0.42。奪三振能力もそうだけど本塁打を打たれないというのは、ある程度メジャーのリリーフとしては必須なのかしらん。

対左打者F:左右被打率が.280/.207。またBB%も8.8%/5.2%と左打者相手には指標がガタ落ち。

ランナー×:塁に関わらずランナーがいると四球を出しやすい傾向。こう…なんかコントロールがランナー×2〜3下がるみたいな特能があれば良かったんたけどね…。代わりといっちゃなんですが対ピンチはいじってません。

寸前:セーブ数3に対しセーブ失敗2回。また、イニング毎の防御率では9回が4.76と打ち込まれている。