長野商高-トヨタ自動車-オリックス・バファローズ(2004自〜2018)-北海道日本ハムファイターズ(2019〜2022)
2014年沢村賞&パMVP
2014年成績 26試合 16勝 5敗 1.98
パワナンバー:12300 11189 11315
今季で引退を発表した金子千尋選手です。
このあたりの時期のパリーグのエースは間違いなく金子でしょう。*1ただ翌年以降は怪我に苦しみ2桁勝利は2017年の12勝のみ。通算で130勝にとどまることになります。130勝でも十分凄いんだけども150は確実かなと思っていたので。2018年に4年契約が満了、契約更改で減額制限越えの提示を受けたことなどもありオリックスを退団。日本ハムに移籍し登録名も心機一転「金子弌大」に変更。新天地では先発の他、第二先発としてリリーフでも登板。古巣オリックスからの5勝を含む8勝7敗の成績を記録。しかし翌年からは3年間で2勝に終わり自由契約に。現役続行を模索するも12/23に引退を決断。思えば登録名を戻したのもなにか決意みたいなところがあったのかな。
2014年は14奪三振・被安打1で完封したり前田健太からタイムリーを打ち投げ勝ったり、9回までノーヒットノーランを記録したり*2圧巻の投球を見せました。そして1996年イチロー以来のMVPとチーム初の沢村賞。完璧ですね。
その投球の軸となるのが豊富な変化球。パワプロ2014のデフォルトでも4球種総変10の盛りっぷり。今回はそこからさらに盛りました。まずはカットボール。デフォルトでは1ですが被打率で見てもそんな足を引っ張る球種でもなく、変化量1なんて打たれる気しかしないので2に上げました。次にスラーブ。スライダーとカーブ統合した結果だと判断し2に上げました。カットボール・フォーク(SFF)・チェンジアップ・スライダー・カーブの他にもシュートもそこそこ投げているのでつけました。これは被打率.316だったので1でもいいかと思い1止まり。計5球種総変13でFINISHです。
地味にキツかったのが走力B70。はえーよ。
特殊能力はほぼいじらず、援護率が良かったので勝ち運をつけたのと調子極端を外したくらいです。調子極端って赤特寄りだと思っているので。あと3ヶ月に1度やや打たれる月があったくらいなのでいらないかなーと。
沢村賞をはじめ、最多勝2回・最優秀防御率1回・最多奪三振1回と獲得タイトルを見れば一流の一言。ただ惜しむらくは優勝に縁がなかったこと。優勝って本当に難しいね。
これからは日本ハムで特命コーチに就任するみたいなので優勝を目指せる選手の育成に期待したいですね。18年間お疲れ様でした。
