ランディ・ウィリアム・バス
ミネソタ・ツインズ(1977)-カンザスシティ・ロイヤルズ(1978)-モントリオール・エクスポズ(1979)-サンディエゴ・パドレス(1980〜1982)-テキサス・レンジャーズ(1982)-阪神タイガース(1983〜1988)
3年連続の三冠王ならず
1983年成績 123試合 .320 37本 79打点 1盗塁
パワナンバー:12500 01493 75057
1987年のランディ・バースです。2年連続の三冠王もこの年は調子を落とし無冠。それでも打率は.320、本塁打は37本は記録するあたりやっぱり神様だわ。
掛布不在時には4番も打ったが打点は79止まり。この年の阪神の特徴として、打率以上に打点が物寂しいというのが共通項。85年からメンバーはそこまで変わってないはずなのに…。
翌88年に色々あって6月に退団するのでこの年が事実上のラストシーズン。あの退団の流れでまだ阪神に関わってくれるのは、人柄的にも神様なんじゃないかとつくづく思う。
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プレースタイル
基本的には例年通り、率も残せて長打もあった。ただこの年は得点圏にものすごく弱かった。通年では打率.320なのに得点圏となると.227。1割近くアベレージを落としているのでそりゃ打点も伸びないわという話。
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基礎能力
ミートB78・パワーA87:成績は落ちたものの打撃は健在。
捕球C60:失策6、守備率.995と100試合以上出場した年の中では1番守備が良かったのが87年。
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特殊能力
威圧感:2年連続三冠王につけないのは失礼でしょう。成績が下がったとは言え3割30本は打ってるし。…下がって3割30本はやっぱおかしいわ。
決勝打:勝利打点は8で岡田と並びチーム最多。
チャンスF:前述の通り得点圏に弱く打率.227。通算・得点圏打率の差や打点、チームの得点力不足も加味するとチャンスGでも良かった気がする。まぁバースにチャンスGつけるとか恐れ多いのでこれでいいか。
対左投手E:例年左投手相手は少し打率が下がる。