マシュー・ロン・キーオ
オークランド・アスレチックス(1977〜1983)-ニューヨーク・ヤンキース(1983)-セントルイス・カージナルス(1985)-シカゴ・カブス(1986)-ヒューストン・アストロズ(1986)-阪神タイガース(1987〜1990)
虎軍奮闘の助っ人エース
1989年成績 28試合 15勝 9敗 3.72
パワナンバー:12000 01320 33503
暗黒期の阪神でエースとして活躍したキーオ投手です。1977年にメジャーデビューすると80年に16勝、80〜82年は3年連続2桁勝利など活躍。その後は成績が落ちたものの、現役メジャーリーガーとして87年に来日し阪神入り。阪神では入団1年目から開幕投手を務め、4年間で45勝とエースとしてチームを引っ張った。選手としての実力だけでなくロッカールームではチームメイトをリラックスさせるために、アレな映画*1を流すというムードメーカーの一面も。チームメイトは唖然としたんだと。そらそうよ。
1999年はNPB自己最多15勝を記録。完投も8試合、そのうち4試合は無四球と安定したピッチングを見せた。ちなみにチームは5位。なんで…?
- プレースタイル
最速146km/hの直球と鋭く曲がるカーブが武器。カーブはナックルカーブと言われており、中畑や原も苦手としていた。また岡田現監督も印象に残る助っ人としてキーオを挙げていたりする。カーブが絶品でキーオが投げる試合は勝てると感じていたとか。あとはSFFも交えていたらしい。
コントロールも良くスタミナも豊富。
元内野手らしくバッティングも投手平均以上であり本塁打を2本記録していたりする。89年は打点も10記録しておりバットでの貢献も大きい。
足も早かったとか。
- 基礎能力
球速:そのまま146km/hを採用。
コントロール:高めにB76。無四球完投4は立派なのでこれくらいはあげなくては。
スタミナ:A83。完投8・投球回201なので盛ってもいい成績。
変化球:ナックルカーブは6。7でもいいけどキレ◯をつけたかったので7は我慢。
SFFは3。平均的な感じです。
- 特殊能力
回復B:シーズン28先発・投球回201から。87・89年も26,7先発なのでシーズンを投げ抜くタフネスも抜群。
キレ◯:カーブのエピソードを見ていたらつけたくなりました。
緩急◯:ストレートとカーブ主体なら必須。
要所◯:防御率の割に勝利数が多いので。暗黒期阪神を考えると尚更。リードは詰められるが同点・逆転は許さないイメージで。
対左打者F:左打者相手には有効なのがSFFくらいなので。
投手調子安定:安定感を出したくて。
チャンスC:打点10。打撃でも貢献していたことを表現したかった。
送球C:コントロールがいいので送球も良かろう。
盗塁E:盗塁数は0。そもそも盗塁機会も少ないと思うのでE止まり。
キーオと薮のおかげで背番号4は投手ナンバーのイメージが強くなりました。
*1:ブルーフィルムというやつ