緑特能どこまで効果あんねんという話です。普段僕はサクセスで選手を作る際に、野手の緑特能は結構つけたりしますが投手はあんまりつけた覚えがありません(再現選手除く)。イマイチどこまで効果あるかわかってないんですよね。例外としてストレートを投げない設定の選手に変化球中心はつけることはありますが、速球中心はあんまりないかなぁ。どちらかというと速球中心にはマイナスなイメージもあるので。そこでこの記事では速球中心・変化球中心の効果がどこまであるか調べてみたいと思います。
検証方法
パワプロ2022のペナントではプロ選手であれば潜在能力から緑特能をつけはずしできるのでそれを利用します。
1人の投手を変化球中心・速球中心の状態にしてそれぞれ1シーズン高速試合で試合を消化、球種の投球割合を見ます。
今回は現在のNPB最強投手、山本由伸投手で検証していきます。山本は元から変化球中心がついているのでまずはそのままペナントを回していきます。
変化球中心がついている状態ではストレートは全体の48%の割合で投げているようです。各登板毎には38〜59%くらいのばらつきがありますね。
その他変化球内の割合はほぼ均等。山本の球種はカットボール2・ドロップカーブ5・SFF5です。どうやら変化量と投球割合は比例する関係でもないみたいです。カウントを整える球種と決め球とかで何か係数でも設定されているんですかね。なんにしろ1人見ただけなのでこのあたりはまたおいおい調べてみたいと思います。
次に速球中心をつけた場合を見てみます。
一目瞭然の結果ですね。ちなみに今回はあまり成績の話はする気はないですが、*1防御率は悪くなるどころか少し良くなりました。
日によっては80%以上ストレートを投げているときもあります。低い日でも65%はストレートです。中々の速球中心具合ですね。でもリリーフに限ればこんな感じの投手って多い気がします。
また投球数を見れば(登板数はミスで25・26とズレてます。申し訳ない。)平均の球数は113.5球と117.6球で速球中心の方がやや多いです。最高も150球と変化球中心の129球を大きく上回っているのでスタミナの持ちは速球中心の方がいいみたいです。
最後にどちらもつけてない場合です。
うん。予想通りだね。ストレートは54%。変化球はほぼ同じ比率です。一登板当たりの平均は117.6球と速球中心と同じ結果に。やはり変化球を多く投げるとスタミナは減りやすいみたいですね。
結論
グラフを並べてみるとこんな感じです。変化球中心より速球中心の方が効果が大きいみたいです。各変化球は残りをほぼ等分に分け合う配分に。少なくとも変化量2〜5の間では投球の比率に差は出ないようです。
速球中心はストレート主体のリリーフにつけると良さそうです。先発につけるとなんか違う感が出ると思います。変化球中心はストレートの質が平均以上の投手につけても思った結果にはならなさそうです。ストレートを20%とかまでに抑えるには他に工夫が必要になります。
今後は西勇輝投手や千賀投手を使いながら変化量7の場合やストレートを投げない投手の再現に迫って行きたいと思います。
*1:たかだか1回のペナントでは判断できませんし