以前まで速球中心と変化球中心というタイトルでやっていたやつの続きです。
前回→速球中心と変化球中心②
前回で通常試合と高速試合の投球割合が全くの別物ということが分かったので、今回は通常試合オートの投球割合を詳しく見て行きたいと思います。今回もまずはソフトバンク千賀投手を使っていきます。
オート操作と敵COMって同じなの?
前回通常試合オートを試したキッカケが敵COMの投球との違和感だったので、理屈から考えると同一だと思います。一応の確認です。
方法は対戦モードにてオート操作で流すだけです。先発は千賀vs千賀。先攻がオート操作、後攻が敵COMです。調子・強さは両軍ふつう固定です。
- オート(ふつう)vs COM(ふつう) 通常試合
左がオート操作、右が敵COMです。ちなみに試合は両軍合わせ32安打、16-7の馬鹿試合でした。(勝ちました) 先発千賀が両軍とも7失点の炎上、敵COM千賀に関しては2イニングでKOの始末。前回から思ってるんですけどホントに安定しないですね、千賀。
どちらも球数は少ないですが割合としては、ストレート>フォーク>カット>スラーブで一致。ストレート率が47%と60%で大きく違うように見えますがこれはスラーブの有無で説明できるかと思います。というか平均すると50%程度なので緑特能をつけていない選手の投球としては誤差の範囲でいいと思います。
ここで考えたいのがストレートと各変化球の割合です。高速試合の時はストレート率が緑特能で決定した後、各変化球の割合が変化量に関わらずほぼ均等に配分されていました。登板毎にバラつきはあれど各変化球とも15%前後、多い時でも25%は超えませんでした。このことからオート操作=敵COM≠高速試合ということが言えると思います。
- なりきりプレイ
なりきりプレイの時も見てみました。なりきり選手は板東投手で中継ぎ待機です。(出番ナシ)
通常試合の時と同じく左が自軍、右が敵COMです。高速試合で見たものと同じ、各変化球がほぼ均等に配分されています。まぁ飛ばしてる時の画面が高速試合なので当たり前ですかね。出番プレイも同様だと考えて良さそうです。
- まとめ
オート操作と敵COMの投球割合はおそらく同一で高速試合とは別物。オーペナでの変化量1の弱さを考えると日程スキップの投球は高速試合と同じもの。
→操作画面に入るか入らないかでCOMの投球割合が2種類に分かれる。操作画面に入ると自軍オート操作・敵COMに関わらず変化量に沿った投球割合になる。対して出番プレイ・なりきりプレイ・
高速試合・日程スキップ等の操作画面を介さず試合進行する際には各変化球が変化量に関係なく均等な投球割合になるみたいです。
オート/COMの強さで投球割合が変わるのか
オート/COMの強さはよわい〜パワフルまで5段階あります。この強さで投球割合が変わるか見てみます。記事の最初でふつうは検証したので、よわいとパワフルを見ていきます。その他の打・走・守の強さも投手の強さに合わせます。投よわいvs打パワフルとか試合にならないと思うんで。
- よわいの場合
まずはよわいからいきます。
…フォークの割合が多いですね。前回最後の変化球中心よりかはマシみたいですが。試合中はストレートで攻めていきフォークで三振を取りに行く投球が目立ったように思います。投球内容は2人仲良く5 1/3回。先攻が5失点、後攻が4失点で似たり寄ったり。試合は延長10回までもつれ込み9-7で先攻の勝利。この検証で馬鹿試合しかみてないです。
- パワフルの場合
対してパワフル。
………。(絶句) 変化球中心、いらねーじゃん。試合中はとりあえずフォークで入ってフォークで攻めてフォークで決める感じでしたね。そんな投球が打撃パワフルに通用するはずがなく…。先攻の千賀は2回7失点と本日2度目の大炎上。なんで?対して後攻の千賀は5回2失点と最低限の投球。ちなみに両軍の森が燃えたため、終わってみれば6-11でした。もう見慣れましたー。
千賀投手の場合はフォークが7と1球種だけ突出して変化量が多いのでこのようにフォーク多投の結果になったとも考えられます。ではカット2・ドロップカーブ5・SFF5の山本投手ならどうなるかでしょうか。試してみます。
- 山本・パワフルの場合
とりあえず打撃パワフルは強さヘルとかに改名した方がいいんじゃないですカ?調子普通とはいえ4冠投手を2回7失点でKOしてるのはダメでしょ⁈
投球割合はどう判断すればいいんですかね。ただ一つ言えるのが変化球中心はあまり関係していないように見えます。
上の千賀は緑特能なしで山本が変化球中心が元からついていることを考えると、今回の山本・パワフルの場合はストレート率が20%そこそこになるのが自然です。しかし実際は28,9%とさほど変わらず。ストレート率にはある程度の下限があるってことなんでしょうか?
- 山本・よわいの場合
じゃあもうよわいも調べなきゃダメですね。これで千賀と同じく50±5%くらいに収まったら変化球中心とはなんぞやという話になりますな。
変化球中心はやっぱり効果があったんだ!まぁ当たり前ですが。それはそうとドロップカーブの割合が全然増えないですね。もしかしたら通常試合のCOMの場合は下方向の変化球になにか補正がかかっていたりするんでしょうか。
- まとめ
オート/COMの強さで投球割合は変化し、強くなるほど変化球の割合が増える。
速球/変化球中心とも重なり割合が増減する。ただし高速試合・速球中心のストレート率が70%程度までしか上がらなかったことを考えると、パワフル・変化球中心でも25%程度までしかストレート率は下がらなさそう。
下方向の変化球には投球割合が増える補正がかかってる疑惑。要検証。(上沢がスライダー3・ナックルカーブ3・SFF3、伊藤大がスライダー4・スローカーブ2・SFF3なので日ハムを使うと早そう。)
次回からは通常試合での緑特能の効果や下方向の変化球の割合について調べたいと思います。どっちからするかは知らぬ。